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2017年7月15日 (土)

学校不信

前回のブログのその後の話です。とんてもなく長文ですみません。
自閉症スペクトラムである長男がクラスメイトから障害者!と悪意を持って言われたその後です。
週明けに担任がABを呼んで厳しく注意をしてくれたそうで、長男にしっかり謝ってくれたそうです。
長男も和解したとのことでしたが、今後の対応についてどうするべきか考えました。
予防策があるのかどうか。
そして長男ともしっかり話し合いました。
長男は
悪意をもって障害者と言われることは許せないし辛い。
でも悪意ではなく自分への興味として障害があるの?どういうこと?と聞かれることはまったく嫌じゃない。それならちゃんと説明できるから。
この2つの思いが強くありました。
そこでかなりの賭けにはなると思いましたが、もういろんなことがわかる5年生だから、クラスメイトにわかりやすい言葉を使ってカミングアウトして理解してもらってはどうか?という結論に親の中で至りました。
これは本当に賭けです。
知らなかった子まで知ることになれば、意地悪な子はそれをネタにいじめるかもしれません。
でもすでに皆よりうまくできないことが多い長男は、学年でも知らない子はいません。
すでにからかわれたりバカにされることはあります。
でもメリットもあると思うんです。
障害ということがよくわからずにバカアホと同レベルで言ってしまう子でも、理解できれば言わなくなる子は少なからずいるでしょう。
クラスメイトの中には障害とはわからなくても、長男の苦手な部分をフォローしてくれたり、長男が困っていることを先生に伝えてくれる子もいます。
どう接していいかわからないけど心配してくれている子もいます。
だからこそ、きちんと説明することが大事なんじゃないかと。
意地悪な子はどうしたっているけど、やる前から子供たちを信用せずに、意地悪な子に合わせてどうするんだと思ったんです。
障害があるからできなくても許してねではなくて、時間がかかったり忘れちゃうことが多いのは障害があるからなんだよ、でもできないわけじゃないから、気付いたらちょっと助けてくれたら嬉しいな、怠けているわけじゃないんだよ等と伝えたかったんです。
そしてその思いをまずは担任に、その後は担任と支援級などに係わる先生を交えて話し合いをしました。
子供たちにカミングアウトすることは前例がないので、支援級に係わる先生は慎重姿勢でしたが、結果的にカミングアウトすることに賛同して下さり、いつ?どのような内容で?ということも詰めていきました。
間違った情報を与えてはいけないとのこともあり、私が長男のクラスに話をしに行くことになり、話す内容の原稿も提出し、学校全体の先生たちからも内容にOKが出て、来週話すことになっていました。
そう、過去形です。
このような流れの中、たまたま学校に月に数回に来られるスクールカウンセラーに長男の躾や方向性を相談する機会があり、その話の流れからカミングアウトの件を話したんです。
するとカウンセラーは頭っから猛反対でした。
その理由は
カミングアウトなんてメリットなんて一つもない。
せいぜい保護者に言う程度がいいとこ。
それすらもできれば反対。
自閉症の特徴は年齢と供に薄れて目立たなくなっていくものなのに、一生消えないレッテルを貼って後ろ指指される必要はない。
子供たちも親も信じちゃいけない。意地悪なことをする人は、回り回って自分がされなければ気付かないから。私カウンセラーはそういう人たちを沢山見てきたから言えること。
子供たちにカミングアウトなんて前例がない。保護者間でも伏せていたのに嫌がらせされた人たちを沢山見てきたから、カミングアウトなんてしたらもっと意地悪されますよ。
など、そんな感じの理由でした。
そりゃーそうでしょうね。
スクールカウンセラーに相談する人は、他人から受ける意地悪や悪意で悩んでるわけですから。
悩んでない人から話は聞いてませんから、いい話はなかなか聞けないでしょうからね。
でもカウンセリング中に私の思いを強く伝えたことで、カウンセラーはわかりました、それならカミングアウト後に様子を聴かせて下さいとのことで話は終わったんです。
終わったはずだったんです。
しかし翌日の今日のこと。
担任から連絡帳で、来週のカミングアウトはしないということでよろしいですか?と。
その時間は国語の授業を念のため入れましたので、お返事は週明けの朝に連絡帳で構いませんと。
はぁ?!です。
カミングアウトは週明けの1時間目ですよ。
何の説明もなく、あれだけ詰めた話が何の説明もなくいきなりなし?
こちらは親子でどれだけの覚悟で臨もうと思ったことなのか。
考えに考えて出した結論を、カウンセリングの中のほんの10分程度この話の意見交換をしただけで、なんの話し合いもなく、勝手になかったことにされた。
学校には即電話しました。もちろん。
担任は熱い先生なので、電話口でも個人的にはカミングアウトは賛成ですと言ってくれてました。
うちのクラスの子供たちのことも知らないくせにと、不満を感じているようでした。
でもカウンセラーとの窓口になっていた先生はすっかり丸め込まれたのか、元慎重派だったこともあり、とにかくカミングアウトは認められませんの一点張りでした。
今後はそのようなことがあったら学校側が厳しく指導していきますからと。
私は今まで長男の障害のことを保護者にはフルオープンにしてきました。
中にはカチンとくることもありましたが、運が良かったのでしょうか、それとも私が怖いのでしょうか、悪意を持って近寄ってくる人はあまりいませんでした。
むしろ見守って下さる方ばかりでした。
隣近所にも話していますが、言葉には出さなくても見守って下さってるのもわかります。
係わりたくなさそうな人もいました。
それは当然なことで、それはそれでいいと思ってます。
皆に見守って!なんてとんでもない話ですし。
ただ。
好きで障害になったわけじゃない。
でも障害を持って産まれたことは恥ずかしいことでも悪いことでもない。
本人や家族がちゃんと自覚して努力しているなら、頑張っているんだと堂としていればいい。
なんで隠す必要があるの?
そう思うんです。
レッテル貼られて何が怖い?
レッテル貼られても、特徴が本当に薄らいでいったなら、どうでも良くない?
そういえばそうだったねーの話でしょ。
悪意ある人は、レッテル貼ろうがなかろうが言い続けるよ。
そんなレベルの低いところに、なんで自分たちが合わせなきゃいけないの?
隠れなきゃいけないの?
スクールカウンセラーという、障害だけではないけど公的な福祉に係わる人がそんな考えだったら、世の中変わるわけないよね。
だってスクールカウンセラーがすでに差別しちゃってるんだから。
障害者をではなく障害を持ってない人たちを。
長男は
障害者とからかわれたら、腹もたつし悲しい。でも僕が障害者なのは事実だから否定できない。嘘はつけない。じゃあ言われたらどうすればいいんだ。
と言っていて、その言葉を丸窓口の先生にぶつけてみました。
怒って言い返していいんですという返事。
ならば嘘はつけませんからだからなんだって言うんだ!と怒って言っていいんですか?と言ったら、言っていいんですと。
それ、カミングアウトしてるのと同じでしょう!!
と言い返したら、子供たちは障害だと認めたとは受けとりませんからってさ。
というより、言われる予防にもならないでしょうそれ。
怒ってよくても言われることで傷つくのは長男なのに、何の解決にもなってない。
結局、担任以外の学校への不信感と、スクールカウンセラーへの怒りだけが残ることになりました。
そもそもスクールカウンセラーは45分の相談時間の中で、初めの20分ほどはあくびを噛み殺しながら、更にはウトウトしながら話をし、長男への指導方法なんて一つのアドバイスもなく、順調に成長してるってことですよ!で済ませ、長男君のことは知ってますが、随分成長して目立たなくなりましたね、と。
3年生の頃にA君きっかけで本人告知したことも知らなかったくせに。
怒りに任せて書きまくってしまったので、長文過ぎて申し訳ないですが、これがその後の顛末です。
もう学校には何も期待しません。

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